ドイツ生活 徒然記

現在語学学校でドイツ語奮闘中です。ドイツ での生活で体験したことや感じたことを書いていきます。

マイセン ~磁器工場~

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先週末に陶磁器で有名なマイセンに行ってきました。ドレスデンから25キロ、アウトバーン利用で約20分ほどです。

 

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マイセン磁器工場の入口

 

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写真左手のカウンターで見学ツアーのチケットを購入しました。大人10€ 日本語の音声ガイドもあります。

 

ツアーまで30分ほど時間があったので施設内のショールームでウィンドウショッピング。

 

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54000€ !!フルタイムの語学学校に7年くらい通えます。。(夫から桁を間違えてると指摘があったので訂正しました!!)

 

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手作業で立体的に形作られたお花たちがびっしりとこれまた手作業で貼り付けられています。

 

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キーチャーム?他にもパンダやら爬虫類やらたくさん種類がありました。同じ動物でも表情がそれぞれ違って見ていて面白い。 

 

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魚が蓋の取手になっていたりコップの持ち手になっているシリーズ。全て手描きなので一点ものと思うと愛着がわきそうです。

 

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細部まで彩色された立派な置物。どこに飾るんでしょうか。。

 

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こちらはロビーに飾られた鳥たち。どっしりとして白い無垢な陶磁器の質感が高級感を漂わせていました。

 

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そろそろ5分前になったのでツアーのエントランスへ

 

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ツアーは5つの部屋を回っていきます。まず1つ目の部屋ではマイセン磁器の歴史についてビデオで勉強します。部屋に入ってからオーディオガイドを渡され(ドイツ語話者はオーディオガイドなしです)、10名くらいの参加者が揃ってビデオを鑑賞しました。

17世紀のヨーロッパでは中国で生産されていたような白磁をつくることができませんでしたが、1709年に初めて成功。翌年に磁器工房がアルブレヒト城に作られ、その後に染付磁器の製作にも成功しました。

 

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つづいての部屋ではろくろまわしを見学。足で回転を継続させながら、カップのベースを作っています。ろくろで作られたものを型にはめて絵柄を押し付けて乾燥させます。パーツごとに型があり、それぞれ分けて作られます。

 

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次の部屋では繊細なパーツの組み合わせについてを実演。人の腕や細かい花について製作工程が説明されています。また、焼かれた磁器は16%小さくなるということで焼く前と後の実物が置いてありました。スピーカーから流れる録音の説明を聞きながら(日本語はオーディオガイドを聞きながら)見学工程が進められるのですが、この実演員の方は独自に補足説明を加えていました。本来はしゃべらなくてよいと思うのですが、おしゃべり好きなんでしょうか。でもドイツ語なのでわからず。。

 

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次の部屋は単色の絵付けについて。彼女が彩色しているのはブルーオニオンと呼ばれるマイセンの昔からある絵柄です。もともとはざくろをモチーフにして描かれていたようですが、たまねぎに見えることからもとの絵の意味とは違う愛称で呼ばれるようになったみたいです。

 

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最後の部屋は複数色を用いて彩色を実演。絵付けの際と焼き上がりは色がかなり異なるため、職人さんはその変化を考慮して絵付けをします。マイセンの磁器工房では色のレシピを企業秘密にしており、1万色にもなる色遣いを職人たちが使い分けています。

 

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ツアーが終わったので続いて博物館を見学。

 

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思いのほか広くて置物や人形から巨大な花瓶、食器や水道のパーツなど様々なものが展示されていました。

 

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動物たちはとても精巧に作られていて磁器の艶感が彼らの毛並みや質感をあらわすのに非常にマッチしていました。

 

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ロブスター(?)こんなユニークな入れ物も。

 

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パイプオルガン。波を思わせるような青色に少し和なイメージを感じました。

 

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植物が見事につくられています。お城を飾るにはぴったりの大きな花瓶でした。

 

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メルヘンで可愛らしい絵柄と柔らかい黄色があたたかい印象を受けます。

 

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こちらは中国の現代作家の作品。頭の上のお花が可愛い(笑)

 

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こちらも現代アーティストの作品。壁掛けされていて絵画のような趣です。

 

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こんな独特なモダンアートも。

 

盛りだくさんの磁器を見学して疲れたので、今度は館内のカフェに行きました。

 

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マイセントルテ ヨーロッパらしい、重厚感のあるお顔。

 

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マジパンとバタークリームでかなり高カロリーと予想されます。1カット3.9€

味は思ったほどくどくなく、コーヒー(2.6€)共連れ推奨ではありますが食べやすいケーキでした。(夫が頼んだのに美味しくて食べ過ぎて怒られました。。笑)

 

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キッシュのサラダプレート 6.5€ 下に敷いてあるハーブ入りのクリームチーズを付けて食べます。見た目も可愛く、美味しくて満足でした。

他にもパスタやグラーシュなど食事メニューがいろいろありました。お皿はいずれもマイセンの食器で出てきます。

 

マイセン磁器工場はツアーも興味深く、カフェも手頃な価格で大満足でした。ショールームもかなり充実していて、クラシックなものからモダンな絵柄まで普段遣い用の食器類もたくさん置いてありました。でも、なかなかおうちで愛でるとまではいかず。。そして個人的には新しい食器の色味よりも博物館に展示してあるものたちのような経年がもたらす色合いのほうが渋くて好みでした。

 午後はマイセンの街歩きをしたので次回にまとめたいと思います。