ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツでヘアカットしてみた

今までコミュニケーションに対する不安と美容師さんの経験に対する不安(アジア人の髪質とヨーロッパ人のそれが全く違う)とで美容室に行くのを先延ばしにしていました。渡独直前に切ったショートスタイルから髪の毛をゴムでまとめられるくらいまで伸びてしまい、さすがに切りたい欲求が限界に。聞くとベルリンに日本人の美容師さんがいらっしゃるそうで、日本人・韓国人の知人はベルリンまで行くそう。しかし、ベルリンに行く機会は今のところ作らないとないため、今回はドレスデンで切ることにしました。ドイツの美容室と日本の美容室の違いを紹介できたらと思います。

 

さて、夏場自転車通学をしていたときから通学路の美容室の様子を色々と観察していたのですが、朝からお客さんが多く来店しているお店がありました。人気のあるお店なら腕は確かに違いない!と思い、直接予約をするため訪問。アシスタントのおばちゃんがとても優しく丁寧に希望日と時間を聞いてくれ、とても安心しました。ちなみに顧客管理は紙ベースで、手書きで予約帳をつけていました。ホット〇ッパービューティーで常にネット予約をしていた私からするとかなりアナログな印象を受けました。

翌日学校の先生にそのお店に予約したことを話すと、「そこはスター美容室よ」と。???

どうやらお金持ちのマダムたちに人気のサロンだったようです。確かに、ネットにも店頭にも料金表がなかったので高いお店なんだろうなとは思っていたのですが、日本と同じくらいだろうという軽い気持ちでした。

 

予約日当日、入店してから担当の人と挨拶し、指を指された方向に椅子があるのかと思いきや、どうやらコートをクロークに入れてきて、と言われた模様。聞き取れなかったため、コートを脱いで誰かが来るのを待っていたらアシスタントの男性が英語で預かりましょうか?と聞いてくれて預けることができました。その後席に案内されて、8か月前の自分の写真を見せてオーダーを伝えました。美容師の男性は髪質や現状の様子を触って確かめたりすることはなく、その後すぐ洗髪に。(日本のように目の上にタオルをかけることはありませんでした。)

 

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飲み物を聞かれたのでカプチーノを頼みました。別料金なんだろうなと思いつつ。。

美容師さんは独学で英語を学んだらしく、入口での一件から私がドイツ語聞き取れないことを察し英語で話してくれました。ドレスデンは普段英語を話せる人に出会うことが少ないので少し驚きましたが、やはりこのサロンには彼しか英語を話せるスタイリストはいないとのこと。とはいえ私は頑張ってドイツ語を話し、彼は英語で返してくれるという感じで一風変わったコミュニケーションになりました。

「これぐらいでいい?」と長さについて聞かれるのですが、髪が濡れている状態なので正直判断に困りました。乾かすと多少短めになると思い、OKを出すとほっとした様子。聞くと、アジア人の髪の毛を扱った経験がある人だったので、少し安心して任せることができました。

ドイツの美容室は自分で乾かすか聞かれて頼むと料金がかかるとネットで読んだことがありますが、このお店はマダムが通うところだということで(?)頼むことが当然となっている感じでした。ワックスとかつける?と聞かれたのですが、家に持っていないし断りました。後で思いましたがおそらくお願いしていたら料金加算されたんだろうなと。。危なかった。。仕上がりにはとても満足しています。

気になるお値段ですが、予想以上に高かったです。洗髪、カット、前髪カット、ドライヤー、カプチーノ1杯、以上で59€でした。一般的に西側と比べて東側は物価もサービスも安いと言われていますが、それにしても高いです。日本円だと1€125円として7400円くらいなので日本よりも高い。。これくらい払わないと納得のいくヘアスタイルにならないと言われるならば、半年に1回しか行けないですね。

 

まとめ

・ドイツの美容室は上着をセルフでかけ、手荷物は足元に置いておいても何も言われない

・マッサージはサービスには含まれていない

・高いお店は料金表を公表していない

 

以上ドレスデンの美容室体験でした。次回はベルリンに小旅行がてら髪切りに行きたいと思います(笑)